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コラム 機械式駐車場の最低地上高や高さ制限は?知らなければトラブルの原因にも!

機械式駐車場の最低地上高や高さ制限は?知らなければトラブルの原因にも!

機械式駐車場の最低地上高や高さ制限は?知らなければトラブルの原因にも!

都心部の立体駐車場で採用される機械式駐車場。
そんな機械式駐車場は、機械ごとに定められた車高や重量があり、それらを理解せずにしようしてしまうと大きな事故や故障につながる危険性があります。

本記事では機械式駐車場の最低地上高について、機械式駐車装置の総合メーカーである私たちが徹底的に解説していきます!

機械式駐車場の最低地上高とは

そもそも最低地上高とは、自動車や乗り物などの底部と地面との間の最小の垂直距離を指します。この寸法は、車両が地面に近い状態であるかどうかを示す指標として使用され「車高」とも呼ばれますが、車高の正しい意味は高さなので厳密には異なります。

冒頭でお伝えしたように機械式駐車場にはそれぞれ適正の車高が定められており、これを守らなければ車体が地面に擦ってしまったり、傷つく原因となるほか、機械式駐車場にとっても故障の原因となってしまう可能性があります。

こうしたトラブルを起こさない為にも、管理者は導入した機械式駐車場の最低地上高をしっかりと把握し、それを利用者にしっかりと伝える必要があります。弊社が扱う機械式駐車場の最低地上高をご紹介するので是非参考にしてください!

機械式駐車場の種類ごとの最低地上高

現在弊社、豊国ファシリティーズでは以下の種類を取り扱っております。

  • 昇降・ピット式
  • 昇降横行式
  • 昇降横行・縦列式
  • フラットカーパーク(鋼製平面化)
  • EV車充電設備

これら全ての最低地上高は【 125mm以上(ドア開閉部170mm以上) 】となっております。

一般的に乗用車の地上高は150〜200mmほどが平均とされており、最低地上高に関しては130〜160mm程度になっている場合が多いです。ですが、車検に通る最低ラインは90mmに定められていることもあり、中には平均よりも低くなっている車も存在しています。

つまり弊社の機械式駐車場の場合は、基本的に多くの車がそのままの状態でも安全に利用できますが、稀に車高を低くしている車があった場合は擦ってしまう可能性があるということになります。補足ですが、車検基準で定められている90mmを下回っている状態で公道を走っている場合、整備不良として違反となります。

機械式駐車場の最低地上高は他にどんなものがある?

今回は弊社で取り扱っている種類の最低地上高をご紹介していますが、こちらはメーカーによって異なります。120mmに設定されているメーカーもあれば150mmとなっているメーカーもあります。最低地上高が150mmの機械式駐車場の場合では、実際にマンションの利用者などから「利用できない」という声が上がることも多少あるようです。

コインパーキングの最低地上高は高めに設定されている

こちらも参考になりますが、一般的なコインパーキングでフラップ板が競り上がるタイプの最低地上高は150mm以上となっている場合が多いです。その為、セダンなどのような最低地上高が130〜140mmほどの車を利用している方はこうしたパーキングを利用しない方がいいと言われています。

機械式駐車場の高さ制限にも注意が必要!

最低地上高と合わせて注意しなくていけないのが高さ制限です。

機械式駐車場の一般的な高さ制限は ” 1550mm “ に設定されていることが多いです。ただし、こちらも機械ごとに異なるものも存在するため、確認を怠ると事故やトラブルが発生する場合がありますのでご注意ください。

ハイルーフの車などでは利用できないことが多い

近年では車高の高い車が多く存在します。そうしたハイルーフの車では機械式駐車場が利用できない場合が多いです。また出荷状態ではクリアしている車種でも、タイヤなどをカスタマイズしたことで超えてしまうというケースもあります。

結論

弊社の提供する機械式駐車場の最低地上高は 125mm以上(ドア開閉部170mm以上) で高さ制限は 1550mm となっています。

これらの基準を満たしていない車両が無理に利用することで、事故やトラブル、機械の故障を招く可能性がございますのでご注意ください。機械式駐車場の最低地上高や高さ制限はメーカーや種類によっても異なる場合がありますので、管理者様は導入している、または導入を検討しているメーカーに直接ご確認いただき、ユーザーにしっかり伝え、安全に利用していただければと思います!

機械式駐車場のことなら豊国ファシリティーズにお任せください

豊国ファシリティーズは世界に誇れる高い技術力と、利便性・安全性・美しさを満たす駐車場システムを提供するエキスパートです!
当社は1990年に水門の総合メーカーである豊国工業の民生部門として誕生し、機械式駐車装置をはじめ防水扉やその他産業設備の製造・販売を行ってきました。そして2010年に事業分割によって「豊国ファシリティーズ」が設立され、多段式駐車装置の総合メーカーとして実績を積んできました。

事業開始からこれまで、確かな経験と技術で
時代のニーズに応える設計製作をマンション、
商業施設等に提案・導入しています。

豊国ファシリティーズ

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まとめ

こちらのブログでは、機械式駐車装置の総合メーカーである豊国ファシリティーズのコラム編集部が立体駐車場や機械式駐車場に関する様々な情報を発信しています。是非関連記事もご覧いただければと思います!

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