駐車場での犯罪は少なくありません。そこで、立体駐車場を運営している企業やオーナー様の中には「監視カメラを導入したいけどどのくらい費用がかかるの?」「新しい監視カメラに交換したい場合は?」などの疑問を抱えている方もいるのではないでしょうか?
そこで本記事では立体駐車場に監視カメラを設置する場合の費用、設置することのメリットや注意点などを機械式機械式駐車装置の総合メーカーである私たちが徹底的に解説していきます。是非参考にしていただき、安全な立体駐車場運営に繋げていただければと思います!
目次
立体駐車場に監視カメラを設置する費用は1台8〜15万円程度!
立体駐車場に監視カメラを設置するのにかかる費用は、およそ1台あたり8〜15万円が相場になります。
高性能・高機能なカメラを導入するのであればもちろん高額になりますし、設置の場所や設置数、依頼する業者などによっても大きく異なるので、こちらはあくまで目安とお考えください。
この料金を高いと取るか安いと取るかはそれぞれかと思います。警備員を配置する人件費や、犯罪が起きてしまった場合のリスクを考慮し、運営する立体駐車場ではどんなカメラを何台導入するのかを検討することをお勧めします。
立体駐車場の監視カメラの選び際の9つのポイント
立体駐車場の監視カメラを選ぶ際には、特定の要件や環境に合った適切な機器を選択することが重要です。以下は、立体駐車場における監視カメラの選び方に関する9つのポイントになります!
- 解像度と画質
- 低照度性能
- 防水・耐久性
- パン・チルト・ズーム機能
- モーション検知機能
- 遠隔監視機能
- データ保存の仕組み
- 法令やプライバシー規定の遵守
- 価格とコスト対効果
それぞれ細かく解説していきます!
ポイント1. 解像度と画質
カメラの解像度は画質に直結します。高解像度のカメラを選ぶことで、より詳細な映像を得ることができます。特に広い範囲をカバーする必要がある場合は、広角レンズを備えた高解像度のカメラが適しています。
ポイント2. 低照度性能
立体駐車場は夜間や暗い場所が多いため、低照度性能が高いカメラを選ぶことが重要です。これにより、暗い環境でもクリアな映像が得られます。
ポイント3. 防水・耐久性
屋外に設置する場合は、防水性能が必要です。さらに、耐久性のある構造で、悪天候や環境変化にも強いカメラを選びましょう。
ポイント4. パン・チルト・ズーム機能
パン(水平回転)、チルト(垂直回転)、ズームの機能があるカメラは、広範囲の監視や特定のエリアへの焦点を当てる際に有用です。
ポイント5. モーション検知機能
モーション検知機能があると、動きが検出された際に録画を開始したり、アラートを発信したりすることができます。これにより、不審な動きがあった際に即座に対応できます。
ポイント6. 遠隔監視機能
インターネット経由で遠隔から監視できる機能があると、必要なときにどこからでも監視できます。スマートフォンやタブレットといったデバイスからもアクセスできると便利です。
ポイント7. データ保存の仕組み
長期的なデータの保存が必要な場合、データの保存方法(内蔵ストレージやクラウドストレージなど)を考慮してください。
ポイント8. 法令やプライバシー規定の遵守
カメラの設置には地域や国の法令、プライバシー規定に従う必要があります。これらを遵守するカメラを選ぶことが重要です。
ポイント9. 価格とコスト対効果
予算を考慮しながら、必要な機能を備えたカメラを選ぶことが重要です。価格だけでなく、将来のメンテナンスやアップグレードのコストも考慮しましょう。
立体駐車場の監視カメラの設置費用を安く抑える7つのコツ
立体駐車場に監視カメラを導入する場合、非常に高額の費用が必要となります。これらを少しでも抑えるためには以下の点に注意すると良いです。
- 計画をしっかりと立てる
- 必要最小限の機能を選定する
- ワイヤレスシステムを検討する
- セキュリティコンサルタントと相談する
- オンラインで価格比較する
- DIY(自分でやる)
- 複数の見積もりを取る
こちらも1つずつ解説していきます。
計画をしっかりと立てる
設置前に詳細な計画を策定しましょう。必要な監視範囲やカメラの数、設置場所などを検討し、慎重な計画に基づいて進めることで無駄な費用を減らすことができます。
必要最小限の機能を選定する
カメラには多くの機能がありますが、必要なものだけを選ぶことで費用を抑えることができます。例えば、高度なズーム機能や広範囲な可動範囲が不要であれば、簡素なカメラを選ぶことができます。
ワイヤレスシステムを検討する
ワイヤレス監視システムは、有線システムに比べて設置が簡単で、コストを削減できることがあります。ただし、信号の安定性やセキュリティも検討する必要があります。
セキュリティコンサルタントと相談する
セキュリティコンサルタントに相談することで、最適な監視システムを選定し、最適な設置場所を特定できます。これにより、無駄なコストを削減できる可能性があります。
オンラインで価格比較する
カメラや監視システムの価格は様々です。オンラインで価格を比較し、割引やセールを利用することで費用を抑えることができます。
DIY(自分でやる)
カメラの設置作業が簡単であれば、DIYで取り組むことも考慮できます。ただし、電気工事やネットワークの知識が必要な場合は、専門家に依頼することが安全です。
複数の見積もりを取る
異なる業者やメーカーから見積もりを取り、価格を比較することで、最適なコストパフォーマンスの監視システムを見つけることができます。
立体駐車場の監視カメラはリースすることも可能?
前項で紹介した費用を安く抑えるコツのほかに、リースをするという選択肢もあります。立体駐車場の場合でもリースで監視カメラを設置する事は可能です。ただし、長期的に見れば購入するよりもコストが嵩んでしまうということもありますので、リースで導入する場合もしっかりと計画を立てる必要があるでしょう。
リースで監視カメラを設置する場合のメリットとしては初期費用を安く抑えられる点が挙げられます!
立体駐車場で起こる犯罪やその他のリスク
立体駐車場では犯罪が行われてしまうことも多々あります。代表的なもので言えば車上荒らしや窃盗が挙げらます。他には料金の踏み倒しなどの利用違反などもあります。また、犯罪の他にも衝突事故のトラブルなどが発生する可能性があります。そして、さらに注意しなくてはいけない点として、十分な防犯対策が出来ていなかったとされてしまった場合、事件の被害者などから損害賠償を求められるケースもございます。こちらは防犯対策がされていると判断されれば基本的には被ることはありませんが、起きてしまってからではどうしようもできません。
そう言ったリスクを軽減する意味でも、たとえ費用がかかってしまっても監視カメラの設置は必須と言えるでしょう。
まとめ
立体駐車場に監視カメラを設置する場合にかかる費用は1台あたりおよそ8〜15万円が相場となります。オーバースペックの監視カメラを導入して、無駄なコストがかかってしまわないように、運営する立体駐車場に適した監視カメラを、必要な台数設置することが大切です。
また、複数箇所で見積もりを取ったり、コンサルタントに相談することで費用を安く抑えられることもあります。万が一の事件や事故が起きてしまった後に慌てずに済むようにしっかりと計画的に導入することをお勧めします!
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当社は1990年に水門の総合メーカーである豊国工業の民生部門として誕生し、機械式駐車装置をはじめ防水扉やその他産業設備の製造・販売を行ってきました。そして2010年に事業分割によって「豊国ファシリティーズ」が設立され、多段式駐車装置の総合メーカーとして実績を積んできました。
事業開始からこれまで、確かな経験と技術で
時代のニーズに応える設計製作をマンション、
商業施設等に提案・導入しています。