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コラム 機械式駐車場の寿命は15〜30年って本当?維持費やメンテナンスの方法について徹底解説!

機械式駐車場の寿命は15〜30年って本当?維持費やメンテナンスの方法について徹底解説!

機械式駐車場の寿命は15〜30年って本当?維持費やメンテナンスの方法について徹底解説!

大型のデパートやマンションなどで見かける立体駐車場。その種類の中に機械式駐車場というものがあります。機械式駐車場は限られた土地やスペースを有効利用するために設計され、近年では都心部を中心に導入されることが多くなっていますが、そんな機械式駐車場の寿命はどのくらいかご存知でしょうか?

本記事ではそんな機械式駐車場の寿命について、また維持費やメンテナンスの方法について機械式駐車装置の総合メーカーである豊国ファシリティーズ コラム編集部が、徹底的に解説していきます!

 

この記事でわかること

  • 機械式駐車場の寿命
  • 機械式駐車場の維持費
  • 機械式駐車場のメンテナンス方法

機械式駐車場の寿命は15〜30年!但し寿命は伸ばせる

結論から申し上げると機械式駐車場の寿命は15〜30年です。但しこれは「15〜30年が経つとその機械式駐車場を使用できなくなってしまう」ということではありません!詳しく解説していきます。

 

まず、最短とされる”15年”という数字が出てくるのには、資産としての捉え方が関係します。資産には法定耐用年数というものがあります。これは、特定の資産や設備について、法律や税法で定められた一定の期間内での償却や使用が認められる期間を指します。機械式駐車場を所有元の資産としてみたときに、この法定耐用年数が15年と定められており、それによって「機械式駐車場の寿命は15年」と言われるようになりました。

もちろんこれは、その後に使用することが禁止という意味ではなく、あくまで資産としての話となりますので多くの場合は15年が経過しても変わりなく使用できます。但し、部品交換の目安時期もおよそ15年と考えられており、これよりも長く、安全に使用したい場合はそれ以前にしっかりとメンテナンスをしていく必要があります。

次に30年と言われる理由についても解説します。

前述したように、機械式駐車場はおよそ15年のタイミングで大規模な修繕が必要になるとされています。適切なメンテナンスを行えばその後も問題なく安全に使用することができますが、そこからまた15年ほどが経ち、2度目の大規模修繕が必要な際には機械を入れ替えることが望ましいということで、30年と言われています。

老朽化した機械式駐車場は徐々に故障頻度も増え、その分維持にかかる費用も嵩んでいく傾向にあります。また、メンテナンスを疎かにすれば安全面でのリスクも生じるので、無理に長期間使用せず、状況をしっかりと確認し、判断ができない場合は専門家に聞くなどして、必要なタイミングで機械を交換することをおすすめします。

機械式駐車場の維持費は1台あたり年間約10万円!月々5,840〜7,210円ほどの場合も

次に機械式駐車場の維持費について解説いたします。

一般的に機械式駐車場の維持費は、1台あたりおよそ10万円前後となります。また、マンション内の機械式駐車場については、国土交通省が「マンションの修繕積立金に関するガイドライン」にて、一般的な機械式駐車場の月々の修繕費を掲載しています。記載内容は以下の通りです。

▼機械式駐車場の月々の修繕費(マンションの場合)

  • 2段昇降式・・・6,450円
  • 3段昇降式・・・5,840円
  • 3段昇降横行式・・・7,210円
  • 4段昇降横行式・・・6,235円
  • エレベーター方式・・・4,645円
  • 他・・・5,235円

※こちらの金額には、保守点検費用・部品交換費用・数年ごとの塗装費用なども含まれています。

機械式駐車場の維持費についての注意点

ここでの維持費用はあくまで概算となります。当然ですが、機械式駐車場の種類、修繕箇所の数や状態などによって異なります。また、メンテナンスを依頼する業者によっても前後するでしょう。そうなると「できる限り安く済ませたい」と考えることもあるかとは思いますが、メンテナンス業者を安さで検討するのは注意が必要です。もちろん安くてしっかりとメンテナンスを行なってくれる業者もあると思いますが、仮にしっかりとしたメンテナンスを受けられなかった場合、その後メンテナンスをし直す必要が出てきたりしてかえって費用が高くなってしまうなんてことも考えられます。信頼の出来る業者を見つけ、そういったところにお任せすることをおすすめします。

そして、費用を抑えるポイントとして小まめなメンテナンスも心がけましょう!

機械式駐車場のメンテナンスは大きく2つ!それぞれのメリット・デメリットは?

機械式駐車場のメンテナンスには大きく2つのメンテナンスがあります。1つは「予防保全」です。これはどこかが故障したり、トラブルが起きたりする前に行うメンテナンスのことを指します。予防保全を定期的にしっかり行なっておくことで突発的な故障やトラブルのリスクを軽減できます。次に「事後保全」です。これは文字通り、故障やトラブルが発生した後に行うメンテナンスのことです。それぞれのメリットとデメリットついて解説していきます!

予防保全のメリット・デメリット

改めて、予防保全の場合はメリットとして故障やトラブルを未然に防ぐことが挙げられます。もちろんこれを行なっていれば100%防げるというものではありませんが、少なくても機械自体や部品の劣化を早期に見つけることができるでしょう。これはトラブルの抑止だけでなく修理費用という面でもメリットと言えます。大きな故障が起きて大規模な修繕が必要になって場合は、当然その分費用が嵩みます。それに対し、予防保全で普段から小まめにメンテナンスしておけば、そうしたリスクを軽減できます。

デメリットとしては維持費用が高くなる傾向にあることです。この後に解説する事後保全とは違い、何もなくてもメンテナンスを行うわけなので、その分の費用は必要となります。

事後保全のメリット・デメリット

事後保全の場合は、故障やトラブルが発生した後に行うものなので、予防保全と違い継続的な費用は抑えられる傾向にあります。但しこれは、前述したように後々大きな費用がかかってしまうリスクもあります。予防保全であれば未然に防げたトラブルが、万が一にでも起きてしまった場合はデメリットとなるでしょう。

機械式駐車場のことなら豊国ファシリティーズにお任せください

豊国ファシリティーズは世界に誇れる高い技術力と、利便性・安全性・美しさを満たす駐車場システムを提供するエキスパートです!
当社は1990年に水門の総合メーカーである豊国工業の民生部門として誕生し、機械式駐車装置をはじめ防水扉やその他産業設備の製造・販売を行ってきました。そして2010年に事業分割によって「豊国ファシリティーズ」が設立され、多段式駐車装置の総合メーカーとして実績を積んできました。

事業開始からこれまで、確かな経験と技術で時代のニーズに応える設計製作をマンション、商業施設等に提案・導入しています。

豊国ファシリティーズ

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結論

機械式駐車場の維持費は1台あたりおよそ年間10万円ほどとなっており、寿命はおよそ15〜30年程度です。その期間の中で出来るだけ長期的に安全に使用するには定期的なメンテナンスが必須となります。何よりも大きな故障やトラブルが発生しないことが重要となりますので、メンテナンスを依頼する業者は信頼ができる業者を選ぶことをおすすめします。

まとめ

今回は機械式駐車場の寿命や維持費、メンテナンスについて解説させていただきました!こちらのブログでは、機械式駐車装置の総合メーカーである豊国ファシリティーズ コラム編集部が立体駐車場に関する様々な情報などを発信していますので、是非関連記事なども合わせてご覧ください!

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